�@ブレーキホースのカットはグラインダー切断カッターのような物で、切り口を真っ直ぐカットしてください。切り口が斜めになると漏れ易くなります。ニッパーなどでのカットはテフロンホースが潰れますので漏れの原因になりますので避けてください。

�Aブレーキホースをカットしたらホースの端から12ｍｍほどホースのコーティングを剥き取ります。

�Bフィッティングバンジョーナット部をホースに差し込んでから、けがき棒、小さなマイナスドライバーなどでワイヤーを広げて、テフロンチューブにオリーブを差し込みます。専用工具マンドレルがあれば使用します。オリーブの内側にワイヤーが挟まらないようにします。

�Cオリーブを強く奥まで差し込んでください。カットしたテフロンチューブの先端の箇所が、オリーブの内側底面につくまで強く差し込んでください。

�Dナットを引っ張るとオリーブがナットの中に入ります。オリーブ外側とナット内側の隙間にステンレスワイヤーが挟まる状態になります。それからバンジョーをねじ込んでください。バンジョーのネジ部はＣＲＣなどの潤滑剤を少しだけネジ部に塗布して組んでください。

�Eナットのねじ込みをやめる所は、バンジョーのねじ山が2山前後残るくらいの所です。あまり締め込みすぎても漏れますので注意して下さい。エアー抜き作業中に漏れが確認された場合は少しだけ増し締めは可能です。

�Fバンジョーの向きによってブレーキホースのネジレが起きないようにするには、バンジョーを組むときにナットの締め代を少し残しておきます。バンジョーの片方をキャリパーに取り付けてから、反対方向のバンジョーをマスターにあてます。ねじれを見ながらキャリパー側のバンジョーのナットを締めるとねじれ方向が合ってきれいに取付けられます。緩める方向に回すと漏れます。

注意：フィッティングやバンジョーは分解して複数回使えますが、その際は漏れ防止の為にオリーブは新しい物をお使いください。


なるべく理解しやすいようにフィッティング種類やホースの作り方を説明していますが、お客様の思い込みや思い違いでのクレームはお控え下さいますようお願いします。不明な点はご注文前にメールでお問い合わせ下さい。よろしくお願い申し上げます。土日祭日休み。